チャイルドビジョン 見え方の違いは感じ方の違い

おとなと同じものを見ているようでも、子どもには違った世界が見えています。子どもだけに見えている世界を擬似体験することにより、子どもの気持ちを想像してみてください。見え方の違いは、感じ方の違いでもあります。

チャイルドビジョン

2-5-1-1_childvision子どもの視点をおとなが理解し、その見え方の違い・感じ方の違いを意識するためのツール 「チャイルドビジョン/子どもだけに見える世界・模擬体験メガネ」が完成しました。(制作者インタビューはこちら)「子どもにだけ見えている世界」、「子どもが持っている力はすごい!」という2つのミニ解説つきです。
 
CAP版チャイルドビジョンは、ダウンロードすることができます。また、組み立てやすい厚紙両面印刷A4サイズのものを出版物・ツールで頒布しています。

ダウンロード

出版物・ツール

 
幼児期の子どもは、言葉で自分の感覚を話すことが難しい時期。でも何も感じていないのではありません。おとなに日々の生活で幼児期の子どもの安心・自信・自由を意識してもらえれば、と願いを込めました。

 

チャイルドビジョン体験者の声

これまでにチャイルドビジョンをご購入いただいた方から寄せられた声です。

◆体験者の声

●中学生が幼児の視点について実感を伴って理解し、関わり方や環境の整え方について主体的に考えるようになりました。
●中学生が声をかけたり目線を合わせたりなど幼児とふれあうためのサポートを確認できました。また、自分の小さい頃を思い返し、「よく転んでいたのは視野のせいでもあるんだ」と感想を述べていました。
●中学生が、幼児は想像以上に視野が狭く、おとなが近づいて来る時やボール遊びをする時に怖い思いをする時があると気づいてました。
●中学生が幼児の視野の世界を体験し、幼児にどんなふうに接したら良いかを考える良い学びになりました。
●高校生が、なぜ子どもはキョロキョロするのかいつも動いているように見えるのか、…見え方の違いが行動の違いになることに気付きました。
●保護者として、普段自分が子どもの視野に入れていない事に気付きました。
●子どもによく見なさいと叱っていたが、おとなとは目線がここまで違うと知り、これからは気をつけたいと思います。
●子どもに大切な話をする時は真正面から話をしないといけないと感じました。
●見え方感じ方が違う事を知り、もっと子どもに伝わる言葉をかけようと考えました。
●幼児の視野の狭さにビックリ! 今後、接し方や気をつける事など子どもとの関わり方を再確認できました。
●実際に体験することで、これからの子ども支援に役立てることができそうです。
 
 

CAP版チャイルドビジョンは、ダウンロードすることができます。また、組み立てやすい厚紙両面印刷A4サイズのものを出版物・ツールで頒布しています。

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出版物・ツール

 

チャイルドビジョンはこんな場所で活用されています

◆具体的な利用例

家庭科の授業  中学生の保育体験の事前指導  進路ガイダンス  オープンキャンパス
保育・小児看護学の講義  プレママ・パパ講座  保護者会  職員研修
自治体職員研修  教員免許更新研修  社員教育(安全対策)
交通安全教室  離乳食教室  リトミック教室  保育園の各教室への掲示 など
 

◆ご利用満足度


*やや不満(ミシン目をつけてほしい)というご意見をいただき、カット版の頒布をするようになりました。
2018年4月6日 岐阜新聞くらし欄掲載

 

チャイルドビジョンの作り方

1 まずは、ダウンロードしてください。
表面・裏面をそれぞれ片面印刷(両面印刷の場合はハガキ厚さくらいの紙を使用)します。
作り方1
2 表面(緑)、裏面(黒)をそれぞれ線に沿って丁寧に切って、片面印刷の場合は張り合せてください。 作り方2
3 切り込みを入れて、組み立ててください。 作り方3

 

チャイルドビジョンの使い方

使い方
チャイルドビジョンを組み立てて、手に持ち、膝立ちになって見てください。膝立ちになるとちょうど、幼児期の子どもたちの目の高さと同じくらいになります。さあ、幼児期の子どもの視点から見て、そして感じてみてください。

 

例えば・・・おとな二人組でこんなふうにしてみてください。

●横を通り過ぎてみてください。
●声をかけずに、前からドンドン近づいてください。
●子どもがおとなの顔を見るためには、おとながどの位置に立つとよいでしょう?

それぞれどんな風に見えましたか? どう感じましたか?

 

チャイルドビジョンのうた「ぼくの虹」


チャイルドビジョンのうた「ぼくの虹」。幼児期の子どもだからこそ、見える世界・感じる世界を歌に乗せて、幼児期の子どもたちの気持ちがたくさんのおとなに伝わる楽曲をお届けします。

 

動画「ぼくの虹を いっしょに見てください」コロナ禍だからこそ、すべての子どもが“安心・自信・自由”に!


幼児期の子どもたちは、言葉で自分の感覚や気持ちを話すことが難しい時期。でも、何も感じていないのではありません。
おとなが日々の生活で、幼児期の子どもたちの安心・自信・自由を意識することが、子どもの生きる力をいきいきさせ、自分を、そして他者を守る力を育むことになります。

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