---パットさんからのMessage (日本語訳)---

子どもたちのアドボケイトになるのは難しいことです。逃げ出したくなったり、なんでもいいからもうすこし楽な仕事をしたいと思うときがあります。でも、そんなときに私が思い浮かべるのは、クラスの子どもたちに安全を教えてくれて有難うと言いに来た先生たちの顔、「子どものときのこのメッセージを受けていたら私の人生はまったく違うものになっていたでしょう」と言った多くの親たちの顔、そして勿論、子どもたちの顔です。守れと言われてきた秘密を思いきって私に話しに来た何千人という子どもたちの顔、私たちに助けを求めてきた子どもたちの顔を思い浮かべるのです。不安と恐怖で震えている子どもたちを見ると、話にくるのがどんなに勇気のいることだったかということはすぐに分かります。けれどその子たちを助けることは、なんと難しいことでしょう。

でも、私たちは子どもたちを助けているのだということを知っています。それに助けなければならないのです。先生や親や子どもたちの顔を思うと、私はこの活動をやめられません。そして多分死ぬ日までこのことに携わっているでしょう。私はこの仕事が好きです。変化をもたらしていることを知っています。エンパワメントは非常に必要とされている力強いメッセージです。私を含めたすべてのCAPの人たちはこのメッセージを届け続けなければなりません。

今回日本へ来て、ある若い女性に出会いました。彼女は、すべての国の子どもたち、自分の国や何キロも離れた国々の子どもたちを安全なところにおきたいという夢を語りました。それを聞いて涙が出てきて、自分が恥ずかしくなりました。彼女の決然とした情熱に打たれました。そして、いまからずっと先に私が老いてこの仕事を続ける力がなくなっても、彼女のような人たちがここにいて、子どもたちを助け、子どもたちを信じ、いまよりも安全で優しい世界を子どもたちに提供しているのだと思うと、大きな喜びを感じました。

いつどこの国へ旅しても、いつもその地でなされているこの素晴らしい活動に誇りを感じます。ここ日本で、皆さんはほんとうに多くの子どもたちに手を伸ばしてきました。皆さんに対して子どもたちが持っている信頼を使って、子どもたちを助けることができるように祈ります。子どもたちは皆さんの努力と献身に値するものです。

アメリカの著名な、平和主義者で子どもたちの力強いアドボケイトである議員さんが、次のようなことを言っています。私がいつも信じていることです。

「自分が言っていることとしていることは同じでなければなりません」。私たちはいつも、子どもたちの安心、自信、自由の権利を守るエンパワメントについて語っています。私たちの生き方も、これらの権利を守るという信念を反映するものでなければなりません。

パット・スタニスラスキ―