* 「いじめをやめてもらえたよ」

Tさんは、2年前から男子にいやなことを言われ続け「やめて」と言っても、先生に言っても状況が変わらず、つらい心の内をトークタイムの時に話してくれました。

その気持ちに寄り添って真剣に聴いてから、その状況を変えるために何ができるのかを一緒に考え「やめて」と言う練習を繰り返すうちにTさんに自信が少し戻ってきました。そして、近くにいた友達も同じようにいやな思いをしていることがわかり、今度は友達と一緒に「もう、言わないで」という練習をし、みんなで先生に話しに行くことになりました。その数日後再度訪問した時にTさんに出会いました。その時のTさんの輝くばかりのうれしそうな笑顔が忘れられません。そして私に一言「いじめをやめてもらえたよ!」と声をかけてくれました。


小学校6年生。事前打ちあわせで、実母から時々暴力を受けていることを担任から聞いていた。トークタイムの時、家族の中で自分だけが仲間はずれにされて寂しいと強く訴えたので、本人の了承をとって担任に伝えた。その後、暴力が続いたので、学校側は子ども家庭センターとの連携にふみきった。


電話の被害にあった子どもが、そのことを打ち明けたときCAPのおとなワークショップで学んだ通りに、親も教師も対応でき、子どもを傷つけずに安心を与えられるように接することができた(2年生)

* 小学校に助けを求めた中学生・・・

 小学校5年生でCAPワークショップに参加した中学校1年生の女の子。知らない人に追いかけられたと小学校に助けを求めて逃げてきたので、小学校から中学校に、警察にとすみやかに連絡し、警察では知らない人の様子を話すことができ、似顔絵も作れた。CAPの『知らない人につかまえられそうになったら』の劇の「学校に戻って先生に言おう!」の場面が記憶に残っていて、小学校に逃げてきたのかもしれませんね。卒業生が助けを求めて来てくれたこともうれしかったです。

(小学校教頭先生より)


* 4年生女子 

 トークタイムで高校生の兄から性虐待を受けていることを打ち明けてくれました。どんなことができるのかを話し合ったあと「CAPの私たちは今日帰ってしまうから、あなたの回りで力になってくれる人にお話したいな。誰かの力をかりた方がいいと思うけど、誰に話したらいい?」と聞くと「お母さんは絶対だめ、先生ならいい」という事なので、担任の先生に通告の事を含め適確な対応をするようにお願いしました。その時は気づかなかったのですが、CAPメンバーが帰宅したあと洋服のポケットに手紙が入っていてビックリ。「CAPの人に会えて本当によかった」と書かれていました。私たちの宝物です。


*2年生、担任の先生の話から

 クラスに気になる子がいて、親とも話をしていたが、本人からの話はなかった。それがWSを受けた2日後に直接本人から「話したいことがある」と相談に来てくれた。

 

CAPを受けしばらくしてから、下校の道とは逆方向で「刃物男」が出たという知らせがあり、特に注意をしたところ、必要以上におびえることは鳴く(みんなで大きな声を出すし、そうやっている間に○○さんと△△さんが助けを呼ぶ・・・」等々、自分たちなりにどうするか決め、いい意味での安心・自信が持てていたようです。(5年生) (CAPこうべ)


中学校1年生 ワークショップ終了後、担任にいじめについて相談。学校としてその日のうちに当事者の話を聞き掌握でき、保護者、当事者含めて、問題の解決に向けて対処することができた。校長先生はCAPの効果を教育委員会にも報告。

子どものクラスで頻繁に物がなくなる事件があり、保護者会が持たれた。保護者の一人がおとなワークを受けていたの で、加害行動をおこしている子どもを孤立させない方向で対処しようと、確認し合うことができた。翌日、その保護者のもとに、加害行動をおこしていた一人の子どもが告白に来た時「私に話してくれてありがとう」と言うことができた。CAPワークを受けていたからこそ言えたことだったとあいづCAPに報告があった。


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